そのカット、本当に愛犬のためになっていますか? 〜かわいさだけではなく、わんちゃんの負担も考えてほしいこと〜

いぬ
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愛犬には、いつもかわいくいてほしい。

「こんなスタイルにしたい」
「毛は長めに残して、ふんわりかわいくしたい」

そんな希望を持つことは、決して悪いことではありません。

私たちトリマーも、飼い主さまのご希望をできる限り叶えたいと思っています。

でも、トリミングの現場で感じることがあります。

それは、飼い主さまが希望するスタイルと、わんちゃんにとって負担の少ないスタイルが、必ずしも同じではないということです。

希望のカットをするために、犬が我慢するのが当たり前になっていませんか?

例えば、毛を長めに残したスタイル。

見た目はとてもかわいいですが、そのスタイルを維持するためには、毛質や毛量、生活環境に応じた日頃のお手入れが必要になります。

ブラッシングが十分にできなかったり、トリミングの間隔が空いてしまったりすると、毛玉ができてしまうことがあります。

毛玉は、見た目の問題だけではありません。

皮膚が引っ張られて痛みや不快感につながることがあり、毛玉を取り除く作業そのものが、わんちゃんの負担になってしまう場合もあります。

そのため、私たちは被毛の状態やトリミング中の様子を見ながら、毛を短めにすることや、来店間隔を見直すことをご提案する場合があります。

しかし、希望するスタイルは変えたくない。
お手入れや来店頻度を見直すことも難しい。

そのような状況が続くと、負担を感じるのは誰でしょうか。

そうです。わんちゃん自身です。

希望のカットをするために、犬が我慢するのが当たり前になっていませんか?

私たちは、このことを一度考えていただきたいのです。

希望するスタイルには、それを維持するための責任もあります

少し厳しい言い方に聞こえるかもしれません。

でも、希望するスタイルを選ぶということは、そのスタイルを維持するために必要なお手入れや、適切なトリミングの頻度についても考えるということです。

長めのスタイルを希望するのであれば、ご自宅でのお手入れが必要になることがあります。

ご自宅でのお手入れが難しいのであれば、サロンに通う間隔を短くする方法もあります。

それも難しいのであれば、今の生活の中で無理なく維持できる、別のスタイルを考えることも大切です。

「どんなカットにしたいか」だけでなく、「そのカットを続けるために何が必要か」まで考えていただきたいのです。

もちろん、ご家庭によって事情はさまざまです。

忙しくて時間が取れないこともあるでしょうし、お手入れが苦手なわんちゃんもいます。

だからこそ、完璧にできることを求めているわけではありません。

今の生活でできること、難しいことを一緒に考え、その子に合った方法を見つけていきたいのです。

トリミングを嫌がるようになってしまったら

トリミングが苦手なわんちゃんは、決して珍しくありません。

ただ、以前よりも強く嫌がるようになったり、噛もうとしたりするようになった場合には、その行動だけを見て「この子はトリミングが苦手だから」と片づけないことも大切です。

毛玉による痛みや体の不調、過去の経験、不安など、さまざまな理由が考えられます。

わんちゃんが嫌がっているとき、私たちが考えなければならないのは、どうすれば希望どおりに仕上げられるかだけではありません。

どうすれば負担を減らせるのか。
今のスタイルを続けることが、その子にとって本当によいことなのか。
施術方法や来店間隔を見直す必要はないのか。

そうしたことも含めて考える必要があると思っています。

わんちゃんが嫌がっていても、希望するスタイルを優先して無理をさせ続ける。それが当たり前になってしまうことは、私たちも望んでいません。

トリミングサロンからの提案にも、耳を傾けてほしい

私たちは、飼い主さまの希望を否定したいわけではありません。

できる限り希望に沿った仕上がりを目指したいと思っています。

一方で、日々さまざまなわんちゃんに接しているからこそ、被毛の状態やお手入れの負担、トリミング中の様子から気づくこともあります。

短めのスタイルをご提案することも、来店頻度を見直していただきたいとお伝えすることも、単に施術をしやすくするためではありません。

その子が少しでも快適に過ごし、できるだけ安心してトリミングを続けられるようにと考えての提案です。

だからこそ、サロンからの提案にも耳を傾けていただき、一緒によりよい方法を考えていただけたらと思います。

私たちが一番大切にしたいこと

ドッグサロンcuuが大切にしているのは、

「ワンコ第1主義」です。

かわいく仕上げることも大切。
飼い主さまの希望を叶えることも大切。

でも、それ以上に忘れたくないのは、わんちゃん自身がどう感じているかということです。

飼い主さまの「かわいくしてあげたい」という気持ちと、私たちの「負担を減らしてあげたい」という想い。

その両方を大切にしながら、わんちゃんにとって何が一番よいのかを一緒に考えていきたいと思っています。

かわいくするために、わんちゃんが我慢するのが当たり前にならないように。

希望するスタイルだけでなく、その子が無理なく過ごせることまで考える。

それも、愛犬を大切にすることのひとつではないでしょうか。

ドッグサロンcuuは、これからも一頭一頭と向き合いながら、わんちゃんにとって本当に必要なケアをご提案していきます。

愛犬に合ったトリミングを、一緒に考えていきませんか?

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