道具をそろえる
愛犬のシャンプーを自宅で正しく行うには
シャンプーに必要な道具をそろえましょう
- ブラシ
(スリッカーブラシとコーム) - 洗面器
- 泡立てネット
- 犬用シャンプーとリンス(トリートメント)
- ドライヤー
- 吸水タオル(あると乾燥が速くなる)


しっかりとブラッシングを
まずは、シャンプー前に愛犬の全身をしっかりとブラシでとかし
汚れやもつれを取り除きましょう
スリッカーブラシで全身をとかします
この時、力の入れ過ぎに注意してください
スリッカーブラシの先端は力を入れ過ぎると愛犬の皮膚を傷つけてしまいます
ちから加減は、ご自分の腕の内側を軽くスリッカーブラシでといてみて痛くない
程度のちからで行ってあげてください
次にコームで全身のもつれや毛玉が残っていないかチェックします
コームを入れ引っ掛かりが無ければとけています
コームを入れてみて引っ掛かりがあれば再度、スリッカーブラシでとき直します
この時の注意点は、コームを入れ引っ掛かりがあるのを無理に引っ張って取ろううと
しないでください!
必ずスリッカーでとき直し少しずつもつれや毛玉を取り除くようにしてあげてください
ひどい毛玉でどーしてもときほぐせない場合は無理をせずハサミで切ってしまいましょう
この時誤って、皮膚を傷付けないように細心の注意をしてください
自身の手に負えない場合は、無理をせずプロにお任せすることをお勧めします

事前に泡を作っておく
「ブラッシングも終わったし、早速シャンプーしていくかー!」
ちょっと待ってください!!
その前にシャンプーで泡を事前に作っておきます!

大きめの洗面器に犬用シャンプーと少しのお湯を入れ泡立てネットで
ふわふわの泡を多めに作ります
ホイップクリーム状の泡が理想です
38度のシャワーでしっかりと身体を濡らす
まず初めにシャワーの温度をしっかりと確認してください
38度が適温です
手で触ってみて温かい温度です
ゆっくりと愛犬の背中からシャワーをかけます
この時、シャワーヘッドをピッタリと背中に当ててあげると
お湯の勢いが伝わらず怖がりな犬でも落ち着いていられると思います
背中から少しずつ全身を濡らします
顔はシャワーでかけず蛇口からのお湯を手ですくい少しずつ
かけてあげます
この時、目にお湯が入っても大丈夫です
が!鼻には絶対に入らないようにしましょう
鼻にお湯が入ってしまうと呼吸ができなくなってしまいます
子犬の時に自宅でのシャンプーで頭からシャワーをかけてしまい
鼻にお湯が入り呼吸ができなくなり苦しい思いをさせてしまい
そこからシャワーへの恐怖心が生まれシャンプーが苦手になってしまった
というワンチャンは少なくないです
全身を泡で包み込むように最低でも2回洗う
しっかりと全身を濡らせたら事前に作っておいた泡で全身を包み込むように優しくこすります
指の先ではなく、手のひらで優しくこすってあげます
足や指先などは、指で優しく洗います
洗う順番は
身体⇨足⇨足先⇨尻尾⇨顔 の順番で洗います
流す順番は
顔⇨身体(背中)⇨足や尻尾 の順で流します
理由は顔に泡がとどまっている時間を最短にし目に泡が入るのを防ぐためです
一通り流せたらもう1回シャンプーをします
やり方は同じでたっぷりの泡で洗います
2回洗って流したら愛犬の皮膚を軽く指でこすってみて「キュッキュ」と音がしたら
綺麗に洗えてるサインです
その後首から下の部分のみトリートメントまたはリンスをします
トリートメントもしっかりとすすぎ吸水タオルで水分を拭き取りドライヤーでしっかりと
地肌まで乾かします
