
歯の健康は快適な生活を送る上で
不可欠な要素ですがわんちゃんにとっても同じです
犬にとって歯磨きは病気を防ぐために
大切な日常ケアのひとつです
最近では様々なペット用のデンタルケア用品
が販売されていますが
愛犬のデンタルケアをきちんと行えてる
飼い主様は少ないように感じます

一緒に愛犬の歯について考え
歯磨きへの意識を高めましょう
犬の歯周病
犬の歯周病は非常に多く3歳以上の犬の8割が
歯周病を発症していると言われています
歯垢が石灰化するのに人では、
約2週間かかりますが
犬では3〜5日で石灰化します
つまり歯石ができるということです
歯周病が進行して重度になると
その影響は全身に及ぶ可能性があります

口臭、歯茎の腫れ、歯が抜ける、顎骨の骨折
鼻炎、心臓病、腎臓病などの
引き金になることもあります
最近のわんちゃんは色々なフードや
おやつがあり口の中に食べかすが
たまりやすい傾向にあるため
きちんとデンタルケアをしてあげる必要が
愛犬の寿命を伸ばすことになると言えるでしょう
歯磨きの頻度はどのくらい?
では、愛犬の歯磨きがとても重要なことはお分かり頂いたと思うのですが
どのぐらいの頻度で行うのが良いのでしょう?
答えは

毎日です!
少なくとも3日に1回は歯を磨いてあげましょう
1回で全ての歯を磨くのが難しい場合は3日で全ての歯を磨くようにする
方法もいいでしょう
歯垢が歯石になる前に磨くことが重要です
何歳からはじめる?
ワンちゃんは若くても歯周病になります
仔犬の時から歯磨きに慣れさせて
おかなければ口を触るのを嫌がり歯磨き
どころでは無くなってしまいます
愛犬の歯磨きが出来ていない原因の
1番の理由がこれですね
サロンでも歯磨きメニューはありますが
月に1度や2ヶ月に1度の
トリミング時の歯磨きでは
歯周病予防は出来ません

サロンの歯磨きは
いつもの歯磨きより念入りに磨いてもらう
または、歯の定期検診程度と考えておきましょう
乳歯の時期は、口周りや歯に触られることを習慣づけて
永久歯が生えそろう頃には、歯磨きが出来るようにしておきましょう
まとめ
ワンちゃんは自分で歯を磨くことができません
飼い主様が定期的にケアしてあげることでしか予防出来ません
歯周病を発症すると、口の中の細菌は血管に侵入して全身に運ばれ
心臓病や腎臓病のリスクを高めることが知られています
歯磨きをしたことが無い、愛犬が歯磨きをさせてくれないという方は
まずは、口を触れるようになるトレーニングから始めてみましょう